秋晴れとミノムシ。
みなさんこんばんは!
今日は京都は風が強いですが、日中久々に明るい日差しが降り注いでいた気がします。
だいぶ葉も少なくなってしまった木もありますが、大学から見える木々がまだまだ色とりどりに染まって、正に秋晴れという感じでした。
さて、そんなさわやかな秋の日なので、さわやかに中学時代の秋の話をしたいと思います。
自分たちの中学校は、大量の水の確保が難しく、プールが作れない程の結構高い山の中にあり、我々のような山の下にのほほんと住んでいる生徒は毎日結構な坂を上り下りしなければなりませんでした。
山の中と言っても、その辺りは中々に新しい家が建っていて、坂も長くて多いとはいえ、塗装は立派にされていました。
しかし中学校の手前の生徒が近道として使う坂は、ほとんど人の手が入っていない山道で、頭上は沢山の木で覆われ、いつも葉っぱでまみれている所でした。
そこでは秋には微笑ましい事件が起こるのです。
被害者(?)は特に女の子でしたが、女友達と話すのに夢中になっているからでしょうか、あまり目の前にぶら下がるそれに気付かないのです。
そう、ミノムシです。
みんなの頭の上に広がる木々から、ミノムシがぶらぶらしているのです。
それが顔にぶつかった思春期の女の子は、まぁほとんどの方は予想できる通り、決まって「きゃーーー!」と大げさに叫び、周りの人まで混沌に巻き込みます。(主に女の子)
「いやいや、んな狙ったように顔に直撃するかw」とお思いでしょうが、するのです、直撃。
ミノムシは案外お茶目なのです☆
と、こんな今思うと和やかな青春の1ページですが。
これが夏になるだけで、同じシチュエーションなのに、近道坂は一気に修羅場になるのです。
そう、毛虫です!!!!
みんなの頭の上に広がる木々から、毛虫がボトボト落ちてくるのです!!
それが顔にぶつかった思春期の女の子は、いや、思春期の男の子も、いや、そもそも思春期じゃなくても皆パニックです。
「虫か・・・ふ、くだらん」とかクールぶってた当時の自分もパニックです。
ついでにスズメバチもアシナガバチもドングリバチも飛びます。
夏の坂は危ないのです。
というわけで、修羅場な中学時代の夏の話でした。
・・・あれ?